本日の新聞より

片山さつき議員が取り上げたマニュアルについて、現地で得た情報を併せて考察してみました。
片山さつき Official Blog : 民主党政府が、沖縄の漁業者を危険にさらして外国船監視を丸投げしようとしているマニュアルがこれです

まずこれらは政府の方針で「外国漁船被害等救済事業」名目でこの地域での漁業実績を作る目的で予算が付き、11月に水産庁より1〜3月の時期に漁労調査を同海域で行うため参加する漁師を公募し、実際の漁労調査は2月2日から行われています。同時期この海域の警備を強化した上で事業を展開していて、マニュアルは公募で参加した漁師に対し配布されたもので、他の管区からの応援も動員した警備強化によりある程度安全は確保しているものの、完全では無いが為にこのような指導事項が盛り込まれたものと推測します。表立って漁民の警護を行えば中国からの反発は必至、そのためこの広大な海域を言うなればゾーンディフェンスで警護している模様で、海上保安庁の負担が増し、他の管区は巡視艇を応援に出しているため担当海域が手薄になっている現状があるのではないでしょうか?確かに対中関係を考慮することも必要ですが、他の管区が疎かになったり、極度に海保に負担をかけてしまうこの様な非効率的な運用は如何なものでしょうか??
この事業自体は同海域での漁業実績に繋がるため、3月以降も継続すると共に、参加する漁師さんたちの安全を確実に担保するためと海保を守るためにも、海上保安庁巡視船等による直接エスコート等要求して行ければ良いのではないでしょうか。


なおこの地域で一緒に活動してくれるボランティア募集中!
興味のある方はMY日本「石垣・与那国の防人」コミュニティー」へ
石垣・与那国の防人(尖閣防衛)|コミュニティ|my日本


                                            織田