思いがけない出会い

2011/2/13

ブログに初登場します、葛城奈海です。

昨日、石垣入りし、織田さんと合流、すでにご報告のとおり、戦争中に石垣から台湾への疎開船が爆撃され、尖閣沖および魚釣島で亡くなられた方の慰霊碑にお参りしました。
そもそもの慰霊碑は尖閣にあるのですが、渡航が禁じられてからはご遺族も行けなくなっています。
ロシアに実効支配されている北方領土でさえ慰霊に行けるのに、「わが国固有の領土」であり「領土問題は存在しない」はずの尖閣に行けないという事実、みなさんは、どう思われますか……?


それはさておき、今日は、石垣島の海岸を回り、漂着ごみを調査してきました。
そちらの報告は織田さんに任せますが、その途上、思いがけず、猟友会のみなさんが、今まさに撃ってきたばかりのイノシシを見事な手つきで捌いている場面に出くわしました。


猟期は11月15日から2月15日までの3ヶ月間。
その間に4回ほど、数十人の猟師が集まって一斉に山に入るんだそうです。

増えすぎたイノシシは、サトウキビをはじめとする農作物を荒らす厄介者。
イノシシの他にも、コウライキジ、インドクジャクといった外来種の鳥が蒔いたばかりの種を食べてしまったりして困っているとのお話でした。

いろいろお話を伺って立ち去ろうとしたら、八重山そば入りのイノシシ鍋(肉も野菜もたっぷり)まで振る舞ってくださいました。
いつにもまして「命」を頂くことを実感しつつ、感謝を込めておいしく頂きました。



詳しくは、またコラムでご報告したいと思います。