アカデミックに中国ゴミ

今日は「第三回　海ゴミ・サイエンスカフェ石垣」というのを拝聴してきました。これは日本中の漂着ゴミを愛媛大学や九州大学などの専門家が科学的に分析するというもの。さすが専門家です、これだけはっきりデータが出たら文句の言いようも無いって感じです。

他にも面白いデータとして、漂着物の含有する重金属（総クロム・臭素・水銀・鉛・カドミウム）を計測したところ漂着した漁具の約１/３からＥＵの規制値1000mg/Kgを上回る重金属が検出され、中には規制値の３０倍を超える鉛を検出した中国製漁具もありました。ちなみに日本国内の基準は鉛も100mg/Kgですので、日本基準では300倍ということになります。そういえば以前塗料に鉛を多く含んだ玩具がアメリカで問題になってましたね。

もし貴方の住んでいる所の河の上流で、ゴミや有害物質をじゃんじゃん河に流されたら困りますよね。海にも同じ様に海流という河が流れています。そう考えるともう少し皆で何とかしないとと思えるかもしれませんね、、、
私達も同じように下流の人々に迷惑が掛らないよう心がけましょう。

こちらの青年会議所の理事長をされている方が印象的な事を言っておられました。

「捨てる人より、拾う人が増えれば町は綺麗になる！」

モラルの低下が著しいなら、それ以上のモラルを持った人達で対抗しましょう。

なおこの地域で一緒に活動してくれるボランティア募集中！
興味のある方はMY日本「石垣・与那国の防人」コミュニティーへ
石垣・与那国の防人（尖閣防衛）|コミュニティ|my日本

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　織田