敵を知る

7日ほど漁をしてきた、先の航海とは打って変わって不漁の日が数日。1日20時間程重労働して赤字になる事もあるなんて、、、「ギャンブル」だなこれって、、、疲れ百倍ですが、さて本題。

孫子曰く「敵を知り己を知らば百戦危うからず」
「敵の実力を見極め、己の力を客観的に判断し て敵と戦えば、100戦したところで危機に陥るようなことはない。」という意味の孫子の兵法の名言であるが、中国の賢者の教えに沿って、今中国を知ろうと懸命になっている自分が皮肉に思える。
いつも思う事は、「よくもまぁぬけぬけと、、、」今日もそんな気分なのだが、これはそっくりそのまま彼らの価値観を反映したモノで、彼らを知るにはこう言った「ぬけぬけ」と言い切る所を拾い集めれば自ずと理解出来るようになると最近は思うようになってきている。
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東南アジア諸国は日本の拡張策略に警戒せよ
専門家:東南アジア諸国は日本の拡張策略に警戒せよ--人民網日本語版--人民日報

最近、南中国海問題への日本の介入に関するニュースがかまびすしく飛び交っている。日本の野田佳彦首相は先月27日、フィリピンのアキノ大統領との共同声明で南中国海問題での協力強化を発表するとともに、「南中国海の主権」問題と航行の安全・自由に関する調整機関をベトナム・フィリピンと共に設置する意向を表明した。
 玄葉光一郎外相も11日、南中国海問題に関する「協議と意見交換」のため、シンガポール、マレーシア、インドネシア歴訪へ出発した。共同通信によると日米は11月の東アジアサミットで、東南アジア諸国連合ASEAN)内に多国間協議枠組の構築を提唱する予定だ。
 日本が小細工を続け、南中国海問題に積極的に介入する意図は何か?人民網は12日、軍事科学学会副秘書長の羅援将軍に話を聞いた。
 ■南中国海問題への介入に日本を駆り立てる3大利
 日本は北東アジアの国だが、南中国海問題は東南アジアの範疇に属する。日本は南中国海問題と無関係で、域外国であるのに、まれに見る熱意を示している。羅援将軍は、日本を駆り立てているのは他ならぬ3大利益だと指摘する。
 第1に、経済的利益。資源が非常に乏しいことは、日本の成長を制約するボトルネックとなっている。初歩的な調査によると南中国海は石油の地質学的埋蔵量が約230億-300億トンと非常に豊富で、世界四大海底石油・天然ガスセンターの1つであり、「第2のペルシャ湾」とも称される。南中国海の石油は、飢餓にも似た日本経済のエネルギー需要を満たす助けとなる。これは日本が夢にまで願っていることだ。
 第2に、地政学的戦略上の利益。南中国海はインド洋と太平洋をつなぐ要衝だ。日本は通行量世界第二位の南中国海航路に大きく依存している。日本の原料輸入と製品輸出の60%がこの航路を経由。特に石油は輸入量の90%がこの航路を経由し、南中国海区域で生産される液化天然ガスLNG)の75%が日本に輸送されている。日本はこの航路が中国に支配されれば、自国の発展のために中国の顔色をうかがわなければならなくなり、経済停滞への追い打ちになると考えている。南中国海航路は日本経済の生命線と言えよう。
 第3に、安全保障戦略上の利益。日本は南中国海をかき回すことで、東中国海と釣魚島における戦略上の圧力を和らげようと企んでいる。中国にとって神聖不可侵な東中国海・釣魚島問題において、日本の受ける圧力は日増しに増大している。南中国海問題は日本に徒党を組んで中国を抑え込む機会を与えた。日本は東南アジア諸国と連携して中国に対応し、東中国海と南中国海の両翼策応態勢を築くことで、東中国海・釣魚島問題における束縛を解き、圧力を和らげようと企んでいるのだ。
 ■東南アジア各国は利害をはかりにかけるべき
 --「喉元過ぎれば熱さを忘れる」であってはならない
羅援将軍は以下のように指摘する。
 中国政府は南中国海問題について、他の領有権主張国との二国間交渉を通じて、平和・協力原則に基づき解決することを望んでいる。問題を複雑化、拡大化、国際化させて、他国に火事場どろぼうを働く機会を与えるのではなくだ。南中国海の資源については、利害関係国との共同開発を望んでいる。中国を排除した開発ではなくだ。
 東南アジア各国は長期的視点に立って南中国海問題を解決すべきだ。協力相手の選択においては、利害をはかりにかけ、国益と地域の安全にプラスか否かを見て決めなければならない。目先の小さな利益に惑わされるのではなくだ。
 北東アジアの国である日本が東南アジアの南中国海紛争に積極的に介入し、離間をそそのかし、どさくさにまぎれて利益を得る。これは公然たる拡張行為であり、自国の平和憲法のみならず、その拡張を制限する国際法規にも背くものだ。日本は第二次世界大戦の発端地の1つでありながら悔い改めようとはせず、反対に利欲に目がくらみ、ひそかに軍備を拡大するのみならず、経済拡張の触手を南中国海に伸ばしている。これについて外交部の崔天凱副部長(外務次官)は10 日「日本は何が本当に自国の国益なのかを見極めるべきだ」と警告した。われわれも東南アジア各国に注意を促さねばならない。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」であってはならない。「虎を飼って自らに災いを残す」であってはならない。強い警戒心を抱き、大事になる前によく対策を講じておくべきだ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年10月14日
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なるほど、ペルシャ湾級の資源の独占、シーレーンを押さえて日本に顔色を伺わせる様な状況を作り、南・東シナ海安全保障戦略を我に有利にする事が彼らの目的というわけだ。後半部分ははっきり突っ込んでやるべきですな、、、
「そりゃアンタの事やろ!!!」