ちょっといいとこみてみたい、、、

国立大学病院独立行政法人化に始まった日本の医療システムの崩壊、併せて一寸したミスも裁判沙汰にしてしまう現代の風潮がコスト高・リスク高かつ肉体的精神的負担の大きい小児産婦人科および救急医療から労働力を奪った。そりゃ何千万という学費を払って医大を出て、一人前になるのに十数年苦学したにも関わらず、必ず存在するリスクが現実になるたびに訴えられ、場合によってはすべて失ってしまうんだからやってられる訳が無い。更に医師にしてみても、特に若いうちは大都市の大きな病院で多くの症例を扱って経験値を高めたいと思うのは当然のことで地方の医療が薄くなるのは自然な事。そんな中、医局には悪しき伝統もあったかも知れないが、地方の医療機関に必要な人員を分配する機能、つまり地方との医療格差を是正する機能があった。そしてこれを破壊したのは現場を知らずに机上の空論で物事を推し進めた厚生省の官僚連中という訳だ。結果、以前鳥取では救急医療が崩壊しかけた。
全文表示 | 「命の砦」3次救急が崩壊寸前 鳥取大で救急専門医が全員退職 : J-CASTニュース
そして今回、八重山でもこの様な事態を引き起こした。
八病院出産受け付けず 産婦人科医師不足で3~9月、郡外医療機関へ紹介 | 八重山毎日新聞社
この地域は日本有数の高出産率を誇るエリアだ、少子高齢化に突き進む日本を支える若い力を日本一生み出す地域にも関わらずこの待遇は無ェだろ!!
この病院の一月の出産が平均60件として、半年出産が出来なければ360人の妊婦に不慣れな心細い環境で出産しろって宣告している訳だ!いやぁ〜〜A〜〜〜LWAYSか弱き女子の味方の私としてはとても看過できる事態では無い!
、、、とは言え民間の産科の人不足は深刻、、、となると官、、、自衛隊!!
自衛隊には防衛医科大学を頂点に北は札幌から南は那覇まで独自の医療機関を有するだけでは無く。各基地/駐屯地の医務室、各方面衛生隊、各師団衛生隊に医官を配置している。そして部隊配置の医官は臨床ではなく、部隊運営の訓練を日々行っていて入校等で不在にする事もしばしば、だったら一定期間部外民間病院研修名目で医師を派遣できるのでは??
もし之が実現したら将来八重山自衛隊が配備される際は、この360人の女子の熱烈なラブコールを受ける事になり、生まれてくる子供達も立派なニホンジンに育ってくれるだろう(誇大妄想中)まあ防衛省もあくまでお役所、この病院もよりによって県立病院なので障壁は結構あるでしょうが、男気溢れる防衛省がみてみたいなぁ、、、