どーも納得できない!

いきなり石垣とは全然関係ない話をして申し訳ないかと思うのだが、最近のニュースでどうも胡散臭い話を延々繰り返してるのが気に入らないので一言!
一昨年、今結構話題になっているシリアに行った。ツーリストの間では白いイスラムと黒いイスラムという笑い話が有って、人種差別と思われがちだが包み隠さず言うと。肌の黒いイスラム圏は旅をしていて非常に嫌な思いをする。世界三大ムカつく国は「エジプト」「モロッコ」「インド」と言われ、エジプトとモロッコは黒いイスラムだ。この白黒の境界はヨルダンの首都アンマンから南下すると実感できる。私もこの経路を通ってエジプトまで行ったが、徐々にムカつき度が上がってエジプトは本当に最低な連中が多かった。タクシーに乗れば必ず降りる際には値段が倍になる。デタラメなツアーや、長距離バスで国境を通過する際、カバンを載せたまま置き去りにされるなど被害者が後を絶たなかった。一方白いイスラムは正反対でツーリストは皆口を揃えて「すばらしい人達」と絶賛する。その代表的な国がシリアとイランだ。実は現役当時イラクにも行ったがここも白いイスラムで人間的には素晴らしかった。その白いイスラムはご存知の通り、イラクは壊滅的に破壊され、現在のシリア、その次はイランと何だか仕組まれたシナリオの様に戦火が燻り初めている。最近のシリアのニュースで共通する点は。「住民の話として伝えたところによると・・・」とか「シリア反体制派の情報として・・・」「50人死亡か・・・」なんて噂話ばかり。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110804/mds11080400400000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120206/mds12020618240004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110425/mds11042522550008-n1.htm
YOUTUBEなんか探しても、実際市民が虐殺されてる一次資料は無し、あるのは単にFree Syrian Army(シリア解放軍かな?)なる装甲車まで装備してる反政府ゲリラと正規軍の内戦と巻き添えくった一般市民の映像位だ。

軍服より私服の連中の方が悪さしてるような気がするけどね・・・

イギリス拠点のシリアの反体制派人権団体ってのがすごいねぇ。

反体制派と思われる人達が装甲車の上で熱くなってるのとか、航空機が戦車を破壊した映像だけで、なんでこれがアサド政権が市民を弾圧してるというニュースになるのか?そもそもインターネットや映像機器が発達した現代で200人も犠牲者が出たのを完全に隠蔽できるわけ無いでしょう!誰かビデオか写真を撮っていて、何だかんだで国外に出るのは防ぎようが無いはず。南京大虐殺で不愉快な思いをしているニホンジンはこれに踊らされてはいけない。これは明らかにプロパガンダだ!ちなみにシリアと言う国はパスポートにイスラエル出入国スタンプが有ると入国出来ない。だからイスラエルに行ってから北上するツーリストはスタンプを別紙に押してもらい、パスポート上はイスラエルに行ってない事にするのだ。ヨルダンから現在も自衛隊PKOで派遣されているゴラン高原の脇を抜けてシリアに入ると、クネイトラという町がある。ここは第三次中東戦争イスラエルに破壊された町並みがそのまま残されている。
クネイトラ - Wikipedia

そしてそのイスラエルは4月以降イランへの攻撃を視野に入れている。http://sankei.jp.msn.com/world/news/120203/amr12020311290000-n1.htm
正直リビアも胡散臭かった、アラブの春もやはり仕組んだ奴がいる!中東の反イスラエル国家が軒並み混乱に陥り、アサド政権が転覆した時がその時にならなければ良いのですが。

シリアのパルミラ遺跡は観光地化されていないからこそ、風情があって面白い。リアルにタイムスリップしたような感覚になれる場所って、もう世界にはそれ程残されていない気がする。ハマという町のハマロールというスイーツは甘ったるいだけの欧米のそれとは違い、非常に繊細な味だ。ニホンジン以外でこの繊細さを持ち合わせた民族も中々居ない気がする。


もったいないから壊すんじゃねぇ!!