慈善事業の使い方

人の善意は金になる。人権を歌うか、悲壮感漂う飢えた子供たちの写真を前面に募金を募れば、おめでたい善人がじゃんじゃん募金をしてくれる。そのうち半分位は一応慈善事業の経費になるとして、半分は人件費つまりお給料として頂く。ホントおめでたい善人様様!!そしてもう一つ慈善事業には良い点がある。おめでたい善人は募金だけでは飽き足らず、人を雇ったら日当$1000位する紛争地なんかにとんでもない安い給料か、時には無償で出向いて活動してくれたりするのだ。そして彼らが集めた情報は、お上のいい様に加工され世界に配信される。情報の加工次第で気に入らない国の政府を悪役に仕立てて世界中からパッシングする、そして正義感溢れる立派な慈善事業をしている団体が発する情報は、これまたおめでたい善人に100%信用され、水戸黄門バリの悪役が誕生する、そしてそれが彼らの善意を更にくすぐり募金へと繋がる。裏で反体制派を仕立てて武器を支援し、戦闘を煽り、死んだら市民として虐殺されたと言う事にする。情報収集のためのコストはプロの諜報員を雇うより遥かに割安。かつ、やってる本人が紛争地に出向くわけじゃない、危ない思いをするのはおめでたい善人で、これが拉致されても慈善事業で来た民間人として敵も手が出しにくい。万が一殺害されたらそれをネタに更に悪いイメージを敵に刷り込む事ができるので一石二鳥!
まあ心理戦の天才ですねこれを考えた人は。まあ我々凡人はせいぜいおめでたい善人にならない様に気をつけましょう。