世紀の大誤算

米国国防総省(DOD)の高等研究計画局(ARPA:Advanced Reserch Projects Agency)が、有事には放送や電話などに代わる通信網として機能させる事を目的として研究が始まったインターネットなるモノが民間に普及する事約20年。米国は自ら開発し開放した技術により内部機密情報をリークされ諜報活動に多大な影響を及ぼす結果に至ったばかりではなく、イスラム原理主義テロ組織「アルカイダ」に代表されるセル構造のネットワーク組織がその特性を大いに活用し、ネットワークによる繋がりと発信力により世界のイスラムを「反米」で団結させジハード(聖戦)へと駆り立てる事になってしまった。また現在中東で進行しているジャスミン革命もインターネットが果たした役割は無視する事が出来ないだろう。
そしてこの影響は日本においても決して例外ではないのだと思う。想像してみてください、もしインターネットがこの世に存在しなくて、現在の既存メディアだけが私達の情報ツールだったとしたら、、、
真実を知るのは一部の特殊な人種のみ、大衆はほぼ例外なく適切な情報統制下に置かれていただろうその世界。90年代半ば「日本などという国は20年後には消えてなくなる」などと言った中国の馬鹿タレが居たが、もしインターネットが無かったら??その可能性はゼロでは無かったのではないか??
しかしながら歴史にタラレバ(〜だったら・〜してれば)は無いと言う。運も実力の内!他力本願ではあるが日本はまだ大丈夫である!でも何時までも運に頼っている訳には行かない。現在の私達の状況に感謝をし「どう転んでも守るものは守る!」予防的先制防衛有るのみだ!そしてその防衛の主戦力となるのがその世紀の大誤算である「インターネット」であると確信している。
その大きな誤算の一つは、普通の人間が想像以上の発信力を得たという点だと思う。以上ごちゃごちゃと能書きを垂れたが、言いたい事は一つ!!
この動画はウケた、、、、ってそれだけ。